「パソコンが苦手」という方はたくさんいます。
しかし40代50代は転職活動の際にパソコンスキルが問われます。
面接でもパソコンスキルについて質問されることがよくあります。
40代50代は新しいツールが使えないと思われがちです。
転職活動以上に、40代50代がパソコンスキルを問われるのが転職後です。
今まで部下に振っていたことを、転職後は自分でこなさなければならないこともあります。
- 更に新しいツールが次々と出てくる
- 転職先で見たことが無いツールを使っている
- 新しい帳票を急いで作らなくてはならない
- 恥をかく
だからパソコンスキルが問われます。
この記事を読んで不足しているスキルを見出し、身につけて行きましょう。
筆者は50代で、年収1000万円の転職に2回成功しています。
40代でも、2回の転職経験があります。
厳しいと言われる40代の転職に2回成功、厳しいと言われる50代の転職に2回成功しました。
(追記です:この記事を執筆後に、50代で3回目の転職に成功しました)
4確かに厳しい40代50代の転職活動でしたが、「厳しいのがあたりまえ」と理解し、着実な転職活動をすべきだと思いました。
自身のこれまでの転職活動の中で、サイト上に「中高年向けの情報」、「実際に登録して活用した人の情報」、「転職者本人の書いたレビューや口コミ」が余りにも少ないと感じました。
そんな経験を持つ筆者が実体験に基づき、詳しく解説していきます。
目次
- 1 転職ではパソコンスキルが問われる|40代50代は転職後も必須
- 2 転職で必要になったとはいえ、40代50代にはパソコンスキルは後から来たスキル
- 3 40代50代の転職では基本のパソコンスキルは必要
- 4 40代50代の転職ではWordワードが使えるパソコンスキルが必要
- 5 40代50代の転職ではExcelエクセルが使えるパソコンスキルが必要
- 6 40代50代の転職ではPowerPointパワーポイントが使えるパソコンスキルが必要
- 7 40代50代の転職ではGoogleオンラインサービスが使えるパソコンスキルが必要
- 8 40代50代の転職ではショートカットが使えるパソコンスキルが必要
- 9 40代50代の転職ではブラウザが使えるパソコンスキルが必要
- 10 40代50代の転職ではプログラミングのパソコンスキルが望まれる
- 11 40代50代はパソコンスキルのアップで転職の選択肢が広がる
- 12 40代50代はパソコンスキルのアップで転職以外の選択肢も広がる
転職ではパソコンスキルが問われる|40代50代は転職後も必須
近年急速に普及しているのがリモートワーク、テレワーク。
リモートワーク、テレワークで顕在化するのが40代50代のパソコンスキルです。
- 毎日の仕事はパソコンを通して
- 会議はオンライン
- コミュニケーションはパソコンを通して
- 勤怠管理もオンライン
急速に広がった最新ツールについていけている40代50代は、ライバルと差が生まれます。
- 説教が仕事だった人
- 威圧感で仕事していた人
- 会議で声が大きい立場で仕切っていた人
- 権威性が取り柄だった人
こんなタイプの中高年は使い物になりません。
転職で必要になったとはいえ、40代50代にはパソコンスキルは後から来たスキル
30代は既にパソコンがあったところに入社してきた世代です。
デジタルネイティブ世代で、当たり前のように使いこなす人が多いです。
50代にとって、パソコンは社会人になってから普及したものです。
新卒時はアナログ環境でした。
好きな人、得意も人はいます。
不慣れな人は大きな差が就いています。
40代はその境目世代。
どの職場でどの職務に就いていたかで、パソコンスキルに大きな差が出ています。
普及する過程で、パソコンが職場にあっても、触れる機会があまりなかった人も多いでしょう。
よく触れるようになったタイミングも異なります。
人によって適性も異なります。
スキルに差があるのは当たり前です。
今後もパソコンを介しての仕事は増えていきます。
部下や派遣社員に押し付けるのがどんどん困難になっていきます。
あまりパソコンを必要としてこなかった部署や職種、役職でも、これまで以上にそのスキルが求められます。
40代50代の転職では基本のパソコンスキルは必要
文字入力が一定のスピードでできるパソコンスキル
最低限のスピードは必要です。
ブランドタッチができれば楽になります。
しかし、ひたすらキーボードで字を打つ続ける作業はあまりないものです。
売っている時間より、考えている時間のほうが長いのです。
パソコンで仕事をこなすスピードを考えると、「打つのがメチャクチャ早い」よりも、「パソコンスキル全体」が高いことの方が重要です。
メールの送受信のパソコンスキル
メールは重要な連絡ツールです。
一社しか経験のない人は知らないかもしれません。
メールソフトには種類があります。
転職して戸惑う可能性があります。
パソコンにインストールして利用する、無料のメールソフトです。
Outlookがメジャーですが、Windows Live メールやThunderbirdを使っている場合もあります。
また、GmailなどのWEBメールを使っている企業も増えています。
- タイトルの付け方
- 敬称や敬語の使い方
- 簡潔な文面
- To、Cc、Bccの使い分け
- 添付ファイルの容量
- 返信の速度
こういったことも基本を身に着けましょう。
社内システムへアクセスするパソコンスキル
昔は紙のファイルが棚にびっしりでした。
いつの間にか全てシステム何に。
数値データも取り出す必要があります。
ところが企業によりその基幹システムが異なります。
速いスピードで新しいシステムに慣れ、対応できるパソコンスキルが必要です。
ファイルの管理するパソコンスキル
パソコン内でファイルを管理するパソコンスキルが必要です。
- 適切なファイル名をつける
- 階層構造のフォルダを作る
- ファイルを適切なフォルダに整理する
フォルダ管理が出来ている人は、
過去のフォルダを開くのが早い
デスクトップにはファイルがほとんど無い
転職先でデスクトップを覗かれたときに一瞬でパソコンスキルがバレます。
また、ファイルの圧縮や解凍ができるパソコンスキルも必要です。
ビデオ会議のパソコンスキル
新型コロナの影響で、オンライン会議ツールを使う機会が増えました。
- Zoom
- Microsoft teams
- Google meet
- skype など
会社によりツールが異なります。
社外とのコミュニケーションのため、復習種類のツールに対応できる必要があります。
ミュートやチャット、画面共有機能など、使いこなせますか?
ビジネスチャットツールパソコンスキル
メールのやりとりに加え、ビジネスチャットツールがコミュニケーションの主流になっている会社や業種もあります。
- Slack
- Chat work
- Microsoft Teamsなど
ビジネスチャットツールは、スマートフォンアプリも併用する必要があります。
40代50代の転職ではWordワードが使えるパソコンスキルが必要
問題なく文字入力と文書作成を行えることが重要です。
更にビジネスレベルの書類作成に求められるスキルが沢山あります。
- フォントの種類やサイズの調整
- 中央揃え、均等割り付け、余白の調整などバランスを考えたレイアウト
- 段組、セクション区切りの挿入、目次設定、段落の書式設定
- 画像の挿入
- アウトライン機能
- 表の作成
- 校閲機能
40代50代の転職ではExcelエクセルが使えるパソコンスキルが必要
Word以上に人によってパソコンスキルの差が激しいのが、表計算ソフト「Excel」です。
あらかじめ作成済のフォームに入力するスキルと、フォームを考えて設計するスキルの両方が必要です。
Excelは奥深く、様々な機能があります。
また、職種により必要な機能やスキルレベルが異なります。
職種に関係なく身につけるべきなのは以下の機能です。
下に行くほど高度になっていきます。
- 表の作成
- 様々な種類のグラフの作成
- 四則演算
- 書式設定
- SUM関数やAVERAGE関数といった基本的な関数
- 画像、図形の挿入、装飾
- シートの印刷操作
- データの並び替え
- フィルタの使用
- 複数のシートをまたいだデータの集計
- 更に高度な関数を扱えること
- VLOOKUP
- ピボットテーブルでデータ分析
職種によってはExcelマクロ・VBAも便利です。
40代50代の転職ではPowerPointパワーポイントが使えるパソコンスキルが必要
企画書や提案書、プレゼン資料、会議資料の作成に必要です。
転職先ではこのスキルがあると安心です。
幹部職転職では、面接時にプレゼン資料を求められたこともありました。
PowerPointで求められるスキルは、
- 図形や画像の挿入
- 表やグラフの挿入
- 文字入力
- 図の加工
- 文字のサイズ変更
- 全体のレイアウト調整
- 論理構造の整理
- 画面切り替えなどのスライド準備
説得力がある資料作りには細かいテクニックが沢山あります。
40代50代の転職ではGoogleオンラインサービスが使えるパソコンスキルが必要
Word 、Excel、 PowerPointといったマイクロソフトオフィスと並行して、Googleオンラインサービスを使う機会も増えています。
- Googleドキュメント
- Googleスプレッドシート
- Googleスライド
マイクロソフトオフィスのスキルがあれば、Googleオンラインサービスは杉キャッチアップ可能です。
40代50代の転職ではショートカットが使えるパソコンスキルが必要
パソコンスキルで大きく差がつくのがショートカットキー。
ショートカットキーとは、マウスを使わず、キーボードを使ってパソコン仕事をするテクニックです。
仕事のスピードが10倍以上早くなります。
メジャーなショートカットは、
参考
- コピーは「Ctrl+C」
- 切り取りは「Ctrl+X」
- ペーストは「Ctrl+V」
ショートカットキーは、実にさまざまなものがあります。
- Windowsキーと組み合わせて使用するもの
- Altキーと組み合わせて使用するもの
- Tabキーと組み合わせて使用するもの
- Ctrlキーと組み合わせて使用するもの
- ファンクションキー
一回覚えてしまうと、自然に手が動きます。
また、ショートカットキーを使う場面は、
- Windowsの操作時
- Excelの操作時
- Wordの操作時
- PowerPointの操作時
- ブラウザの操作時
あらゆる場面で登場しますのでパソコンを使った仕事自体が超効率化します。
マウスをなるべく使わないことで、手の移動距離が少なくて済むのです。
ショートカットを一つずつ覚えて行きましょう。
意識して使うようにすると上達していきます。
40代50代の転職ではブラウザが使えるパソコンスキルが必要
検索テクニック
誰でも使っているのがインターネット検索です。
意外と知られていないのが検索テクニックです。
例
- 完全一致検索
- 特定のキーワード除外
- サイト指定検索
- 画像検索
検索テクニックで仕事に必要な様々な情報を手繰り寄せる能力が変わります。
ブラウザ
WebブラウザはWEBサイトを閲覧するために使うソフトです。
種類が様々あります。
例
- Internet Explorer
- Google Chrome
- Microsoft Edge
- Safari
- Firefox
- Opera
- Vivaldi
様々な設定が可能です。
家のパソコンとブラウザの同期をとり、ブックマークを共通化することが出来ます。
更にスマホのブラウザアプリでも動機をとり、ブックマークを共通化することが出来ます。
多くのウェブブラウザには拡張機能が用意されています。
無料でダウンロードして組み込むことで機能を拡張できるのです。
職種によっては、必要なパソコンスキルです。
40代50代の転職ではプログラミングのパソコンスキルが望まれる
今は様々な業種・職種でプログラミングの技術が使われています。
AIもまたプログラミングによって動作するものです。
小学校でもプログラミング必修化になるくらいです。
プログラミングを理解している人が有利になります。
エンジニアだけでなく、営業や経理、企画系職種でもプログラミングの基礎が必要になるかもしれません。
多少なりともプログラミグがわかり、エンジニアとのやり取りができるスキルがあるといいでしょう。
今後のキャリを切り開くために、プログラミングを学ぶと強いです。
近年WEBマーケティングが重要になっています。
- ネット広告費がテレビ広告費を上回りました。
- 集客はWEBが柱です。
- リピートしてもらうのもDMが減り、WEBによるものです。
- オンラインショップも日常のものとなりました。
- 雑誌や新聞が低迷し、WEBに置き換わってきています。
- 企業の営業はWEBを介したものに変化してきています。
- WEBサイト無くては、企業活動が成り立ちません。
広告部門だけでなく様々な職種に関連するのがWEBマーケティングです。
しかしWEBマーケティングの学習は独学の勉強は難しいのが実態です。
たまたまその職種にいる人以外には縁遠いものです。
短期間で学ぶにはWEBマーケティングスクールの利用がおすすめです。
40代50代はパソコンスキルのアップで転職の選択肢が広がる
40代50代はこれまでのキャリアで身につけた専門性があります。
そこにパソコンスキルが組み合わさることで、転職の選択肢が広がります。
中途採用する企業の立場から見ると、転職後に貢献してもらえるだあろう期待値が変わります。
今の新入社員はパソコンスキルが高くありません。
彼らはスマホやタブレットは得意です。
転職後、そんな彼らにパソコンスキルの教育ができる40代50代になりましょう。
40代50代はパソコンスキルのアップで転職以外の選択肢も広がる
パソコンスキルがアップすると、転職以外にも役に立ちます。
パソコンスキルで副業が出来ます。
パソコンスキルで稼げるようになります。
定年後の本業になるかもしれません。
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