20代30代は、転職する人が増えていて、転職が普通になりつつあります。
転職サービスが色々あり、通勤電車の広告にもテレビのCMにも良く出てきます。
- でも、40代50代は仕事どこで探すの?
- 皆はどうしているのか?
- いい求人の探し方は?
- 転職活動の方法は?
- 何から始めればいい?
初めて転職活動をする場合は、悩みます。
転職のミスは回避すべきです。
探し方を間違えると、時間を浪費します。
転職探し方のコツは結論からすると、「転職サイト」「転職エージェント」などのネット上の「転職サービス」をうまく使うことが良い求人を探す近道です。
ある程度ハイキャリアの方向けの「あきらめない転職」を前提に、解説していきます。
筆者は50代で、年収1000万円の転職に2回成功しています。
40代でも、2回の転職経験があります。
(追記です:この記事を執筆後に、50代で3回目の転職に成功しました)
転職活動の過程で、「40代50代向けの情報」「実体験に基づいた情報」が余りにも少なく不安を感じました。
特に初めての転職のときは本当によくわかりませんでした。
4回転職すると、詳しくなりました。
そんな経験を持つ筆者が、一つずつ解説します。
目次
転職先探し方は紹介、縁故?
紹介、縁故で転職が可能なら、それはもちろんおすすめです。
しかし、転職を考えているあなたは、もし紹介や縁故があれば既に転職していますよね。
リファラル転職なんていう言い方もされるようになってきていますが、それは若い世代のこと。
相手の企業に何か特殊な事情でもない限り、現実的に、紹介は厳しいです。
たまたま良い縁があってならラッキーですが、頼み込んでというのは無理です。
転職後にその会社で働きやすいかも心配したほうが良いと思います。
転職先探し方はハローワーク?
求人案件を検索して応募できます
昔は「公共職業安定所」、略して「職安(しょくあん)」と呼んでいました。
近年は「ハローワーク」と呼びます。
昭和の記憶だと、「仕事探し=職安」でした。
公的な機関ということもあり信頼のおけるサービス機関です。
40代50代転職者で、まずハローワークを利用する方は今も多いようです。
筆者も何度か行ってみたことがあります。
あなたの居住地により、担当のハローワークが決まっていますので、行く前にネットで調べてください。
求人案件検索用のデスクトップPCが並んでいます。
ところがその求人案件は、あなた個人のPCから「ハローワークインターネットサービス」に入り検索できる世の中になっています。
ハローワークに出向く必要がありません。
だから、ハローワークのPCは昔より空いているかも知れません。
もし応募したい求人案件があれば、ハローワークが企業との仲介に入ってくれます。
ハローワークの求人案件には偏りがある
企業にとって民間の職業紹介サービスは、採用できた時にコストがかかります。
民間の職業紹介サービスとは、転職エージェントのことです。
転職サイトは、掲載するためにコストがかかります。
ハローワークの求人は企業にとって無料です。
つまり、無料で採用したい求人案件が掲載されているということです。
確かに、求人を探すことは出来ますが、あなたの望む案件は出ていません。
初めての転職では、転職サイトや転職エージェントで求人案件が見つからないと、ハローワークに行けばあるかと、足は運びました。
ハイクラス転職をめざす場合は、ハローワークはおすすめできません。
「警備」とかの仕事を探す段階になったら、またお世話になることもあるかも知れません。
私は詳しくありませんが、女性が事務職を探す場合は、活用できるのかも知れません。
また、地方においてはハローワークを中途採用の主力手段としている企業もあるかもしれません。
もちろん職業相談は無料でできます
相談に対応する係の方の中には、優秀な方が混ざっています。
一度相談に行くのも良いかも知れません。
その際、自身の職務経歴書を持参すると良いと思います。^
筆者は、折角足を運んだのだからと思い、職業相談を申し込んだことがあります。
担当いただいたのは、大手転職エージェントに長らくいらっしゃったベテランの方でした。
ハローワークの案件の中からの求人案件ではもちろんないものの、今後の活動の考え方について、丁寧で的確なアドバイスをもらいました。
※なお、ハローワークは求人案件については期待できないものの、失業保険の手続きにはかならず行くことになります。
転職先探し方は折込チラシ、新聞広告、フリーペーパーなど紙媒体?
ネットを使わないシニア世代向けの求人案件が大半です。
介護、警備、清掃などを今週折込チラシで目にしました。
日曜日に折込チラシが入ります。
字が小さくて読めない方が多いかも知れません。
駅においてあるフリーペーパーは、ガテン系中心。
新聞広告も現実味はありません。
転職先探し方は企業サイトで探して直接応募?
昔からあるシステムです。
企業のホームページから応募できます。
企業側からすると、ここから採用できれば転職エージェントや転職サイトに払うコストが発生しません。
転職サイトで見つけた求人案件に応募する場合、直接応募もありです。
しかし40代50代転職においては、特殊な職種以外は、なかなか現実味がありません。
目指す企業と職種が決まっている20代30代にとっては有効かもしれません。
また、個々の企業のサイトを見て検索するのは大変です。
転職先探し方は「旧来型の定番的転職活動方法」では困難
ここまで、昔からある旧来型の定番的な転職活動の方法を解説してきました。
旧来型の方法で応募可能な職種は、
- 介護の補助
- 福祉運送
- 警備
- ビル管理業務
- 駐車場や施設の交通整理、
- お掃除
- マンション管理
が主なところです。
ある程度ハイキャリアの方向けの「あきらめない転職」を前提にすると、どの手段も厳しい状況です。
転職先探し方のおすすめはネット上の転職サービス
ネット上の転職サービスは40代50代でも利用可能です。
- 「転職サイト」
- 「転職エージェント」
- 「ヘッドハンティング型転職サイト」
などが利用可能です。
40代50代の転職探し方は「ネット上の転職サービス」が今や主流の手段
ネット上の転職サービスがいつの間にか主流の仕事探し方になりました。
転職サービス以外では、あなたの求める求人案件には巡り会えないといいうことです。
特にハイクラス転職求人案件は、WEB上のサービスを経由しないと巡り会えないと考えたほうが良いでしょう。
転職サイトや転職エージェントの利用は登録も無料、スカウトサービスも、転職が決まっても、最初から最後まで無料です。安心してください。
(ビズリーチのみは、無料で登録も可能ですが、有料会員サービスもあります)
転職の世界だけではありません。
あらゆるサービスがネット上に移ったり、旧来型の仕組みが崩壊しています。
雑誌が衰退し、通勤中に新聞を読むことがなくなり、百科事典が消え、電話帳が消えました。
転職活動方法としてメジャーになりつつあるweb上の各種転職サービス。
ネット上のやり取りで応募できるので、スムースに転職活動が出来る気もします。
ですが、それは大きな間違いです。
40代で2回、50代でも2回転職に成功した筆者ですので、今は全容を理解しています。
一般的に「転職サイト」、「転職エージェント」、「スカウトサービス」は若手向け。
コアターゲットを20~30代にしているサービスが大半です。
どのサイトのどのサービスがが、あなたに合っているのか非常に不明瞭。
私も過去の転職活動において、ネットで様々なサイトで長時間検索しました。
たとえば、「リクルートエージェント」や「ビズリーチ」のサイト。
これはその企業のサイトなので、他社との比較は無い。
何社かを比較しているのは、
- 40代50代におすすめの転職サイトランキング
- 中高年向け転職エージェント 3選
- 40代50代に適した転職エージェント転職サイト
このようなタイトルの記事。
かなり悩みながら参考にしました。
今から考えると、そういった記事の多くが、転職サービスを使ったことがないライターさんの記事が大半。
情報不足な状態でいると、遠回りし時間を浪費し、適切な求人案件にいつまで経っても巡り合わないことに陥りがちな転職法です。
40代50代の転職探し方のコツは?サービスの選択ミスに40代50代は陥りがち
筆者も、最初は陥ったパターン。
自分に合わない転職サービスに申し込み、そのサービスの中で求人探し。
- 3つか、4つの転職サービスに申し込む
- 実は、それは自分に合わない転職サービス
- そのサービスの中で求人案件探し
- 適切な案件に出会えない
- 転職エージェントからは相手にされない
- 登録したのに放置プレー
- 応募してもお祈りメール
- 落ち込む、焦る
- エージェントを憎む
時間のロスになり、転職の実現が遅れます。
無料ですので、幾つか登録を進めながら知識をつけ、更に合うサービスを探していくのがおすすめです。
リクルートダイレクトスカウト
- 人材転職業界最大手のハイクラスヘッドハンティング型転職サイト
- 年収800〜2,000万円の求人多数
- 登録後はスカウトを待つだけ
- 質の高いハイクラス求人案件が豊富
- 登録も活用も無料
- 年収600万円からのミドル・ハイクラス層向けの転職支援に強い
- マネージャー(管理職)・管理部門の求人が多い
- キャリアアップ、ハイクラス転職を狙っている人向き
- 外資系・グローバル企業に強い
- サポートが良質
- 登録も活用も無料
- 大手転職会社パーソルのメインサービス
- 業界最大級の利用者数
- サイトに掲載されている求人情報の数は国内最大級
- 正社員のお仕事を中心に、さまざまなサービスを展開
- 幅広い職種を紹介可能な総合型エージェントサービス
- 登録も活用も無料
ビズリーチ
- CMでもお馴染みのハイクラス転職サービス
- さらに年収をアップしたい方向け
- 幹部職も多数
- 年収600万円以上の求人が大半
- ハイクラス向けのヘッドハンティング型転職サイト
- スカウトが受けられる
- 登録無料
- キャリアコンサルタントが親身だと評判の転職エージェント
- 人材業界の大手の一つ、株式会社パソナ展開するサービス
- 「パソナ」は、人材派遣会社のイメージが強いが、転職エージェントとしても評判が高い
- ミドル世代以降の転職支援実績も豊富
- 非公開求人が8割
- 登録も活用も無料
- 業界最大手のリクルートだから安心
- 圧倒的な求人数
- ほとんどの業種や職種に対応してもらえる
- 20代~50代まで幅広い年齢の方に対応
- 直接紹介される「非公開求人」の数は業界随一
- 登録も活用も無料
コトラ
- プロフェッショナルなポジションをご紹介する転職エージェント
- 銀行や証券、ファンド、コンサルティングファーム、経営幹部に強い
- 製造業の各業界のハイクラス層に強い
- 戦略コンサルや財務アドバイザリーのコンサルタントに強い
- メーカー等事業会社の経営職や管理系のポジションに強い
- 登録も活用も無料
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