40代にとって、会社に依存しない生き方が必要になってきました。
いつの間にか、会社に勤めていれば安泰な時代では無くなってきました。
- 終身雇用の終焉
- 年功賃金の崩壊
- 役職定年
- 業績不振
- 早期退職
- リストラ
会社が個人を支えていくのが無理なのです。
会社があなたを一生守ることが難しい時代になってしまいました。
あなたを守ることは企業側にあまりメリットがないのです。
40代はどうすれば会社に依存しない生き方が可能か解説します。
目次
会社に依存しない40代|先が見えない世の中でどう生きていくか
残念なことですが、会社に依存できなくなる世の中になっていきます。
根本原因があります。
- 日本の成長の鈍化
- 少子高齢化
日本はかつての高度成長期のように上り坂ではありません。
日本はバブルの崩壊やリーマン・ショックを乗り越えてきましたが、今や貧乏な国へと転落しつつあります。
少子化により、企業には中高年の社員の割合が多いのです。
その中高年の賃金が高いのです。
高齢化により、段階的に定年延長が義務付けられています。
その高齢者への賃金負担が企業にのしかかります。
その結果企業は、
- 終身雇用の終焉
- 年功賃金の崩壊
- 役職定年
- 業績不振
- 早期退職
- リストラ
「会社員なら安定」な時代は終わりはじめました。
今勤めている会社が存続する保証もありません。
もう40代は会社だけに依存するという生き方は辞めざるをえません。
40代が「会社に依存しないメリット」は「依存しているデメリット」の裏返し
会社に依存しないと必死になる
会社に依存していると、必死にはなりません。
会社がなんとかしてくれると思ってしまいます。
他責思考になってしまうのです。
状況が悪くなると、会社の悪口を言います。
会社のせいにします。
幸い「会社」は法人で、個人ではありません。
いくら悪口をいっても個人攻撃にならないので好都合です。
全て、会社が悪いと考え、必死にならないのです。
会社に依存しないと、自分個人の責任を感じます。
自分の中で、会社と切り離した個人が浮き上がり、必死になるのです。
会社で時間を過ごせばお金がもらえるという考えも無くなります。
会社に依存しないと仕事が楽しくなる
会社に依存していると仕事が楽しいと感じません。
やらされ感で働いています。
会社に依存しないと、自身の貢献を実感し、仕事が楽しくなります。
会社に依存しないと週末が充実
会社に依存していると、週末はストレス発散です。
仕事を忘れたくて何かにぶつけます。
日曜夕方になるとだんだん憂鬱に。
会社に依存しないと、週末は自己研磨。
スキルアップの時間です。
会社に依存しないと思考が働く
- 会社の方針に従う
- 社長の指示に従う
- 上司の支持に従う
- 自分で考えることをしなくなる
考えても無駄になる経験を繰り返します。
そのうちに、考えてはいけないと勘違いします。
それでも食べていかれます。
会社に依存しないとたん、頭が働き始めます。
会社に依存しないと正しいことが見える
会社に依存していると、矛盾していても目をつぶります。
会社に依存していると、意識せず忖度しています。
平和だけを望むようになります。
正義が何なのかわからなくなります。
会社に依存しないと、本来のことを見つめるようになります。
会社に依存しないと会社とともに沈まない
会社に依存していると船が沈没したら、一緒に沈没します。
会社に依存しないと、沈没の様子が見えます。
うまく行けば、沈没を食い止める側に回れます。
40代が会社に依存しないのはいつでも転職できる状態を作ること
会社に依存しないのはいつでも転職できる状態を作ることです。
これからの時代はいつでも転職できる状態を作っておく必要があります。
これまでは一回転職が完了した後は、再び転職するときのことはあまり考えませんでした。
これからの世の中は、引退までに何回転職するかわかりません。
40代は転職エージェントとは、継続的な長い付き合いに変化します。
転職サイト、転職エージェントに登録するところから転職活動は始まります。
転職エージェントから個別に紹介される「非公開求人」に応募しないと転職活動が進みません。
転職エージェントから「非公開求人」を紹介してもらうためには、以下のどちらかです。
- 適切な転職エージェントに登録する
- ヘッドハンティング型転職サイトに登録して、その中で転職エージェントにヘッドハンティングされる
それぞれの転職エージェント、転職サイトには転職業界内でのポジショニング(サービスの立ち位置)があります。
それぞれ得意とする年収グレードや職種、業界、年齢層、ターゲットが異なるわけです。
登録して使い始めてみると、自分と相性がいいのかどうかが更によくわかってきます。
そして多くの転職サービスに登録しないと、適切な求人案件に巡り会うところまでたどり着けません。
無料登録できますので、適切な転職サイト、転職エージェントに複数登録し、使いこなすかが成功へのキーファクターとなります。
登録して活用してみるまで、そのサービスがあなたと相性が良いのか悪いのかがわからないのです。
複数登録して併用することが肝心です。
おすすめの転職サイト&転職エージェント
全て、筆者が実際に登録活用したサービスです。
リクルートダイレクトスカウト
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- 幅広い職種を紹介可能な総合型エージェントサービス
- 登録も活用も無料
ビズリーチ
- CMでもお馴染みのハイクラス転職サービス
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「特化型転職エージェント」も探していくことについて、こちらの記事で解説しています。
40代50代のハイクラス転職におすすめの「転職サイト」「転職エージェント」比較
40代が会社に依存しないのはフリーランス
会社に依存しないためにはフリーランスという選択もあります。
フリーランスと企業をマッチングするエージェントも急速に増えています。
フリーランスになっても、仕事を獲得できるか不安ですが、自分で営業せずにフリーランスエージェント経由で案件獲得が可能なのです。
フリーランスというとエンジニア職限定のイメージがありましたが、その職種はマーケッターなどにも広がってきています。
それぞれのフリーランスエージェントには特徴があり、それを探りながら登録しないと自分に合った案件と巡り会えません。
フリーランスエージェントに関しては、こちらの記事で解説しています。
40代が会社に依存しないのは副業で稼ぐこと
会社に依存しないのは、副業を始めるのが確実な選択肢です。
起業に比べると非常にハードル低く始めることができます。
副業の中でも、ブログは手軽にスタートが可能です。
- スタートの難易度が低い
- 初期投資が非常に小さい
- リスクが無い
- 努力すれば大きなリターンが見込める
- 老後も継続可能
ブログ副業についてはこちらの記事で解説しています。
まとめ|40代が会社に依存しないで生きていく
先が見えない世の中になり、会社に依存しない生き方を模索していきます。
依存することを辞めると、今いる会社に対する見え方も変化します。
会社と自分が対等になります。
会社が自分にとっての成長の舞台に見えてきます。
そう思ったほうが、楽しいし会社に貢献も出来ます。
長時間労働の会社だと、副業の時間が取れません。
副業の時間をとることが出来る会社にまず転職することも視野に入ってきます。