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営業転職

転職の厳しさに負けない

営業の転職が難しい?足で稼ぐ営業が消滅し分業化してきている

営業の経験を活かして転職するのが難しくなってきています。

無理というわけではありません。

注意が必要になってきています。

なぜかというと近年、「営業の業務内容」が会社により大きく異なってきているためです。

転職先を間違えると、経験が全く役に立たないこともあります。

足で稼ぐ、昔ながらの営業マンが消滅中です。

この記事を読めば、営業でキャリアを気づいてきた人の転職における注意事項がわかります。

 

筆者は50代で、年収1000万円の転職に2回成功しています。

40代でも、2回の転職経験があります。

厳しいと言われる40代の転職に2回成功、厳しいと言われる50代の転職に2回成功しました。

(追記です:この記事を執筆後に、50代で3回目の転職に成功しました)

4確かに厳しい40代50代の転職活動でしたが、「厳しいのがあたりまえ」と理解し、着実な転職活動をすべきだと思いました。

自身のこれまでの転職活動の中で、サイト上に「中高年向けの情報」、「実際に登録して活用した人の情報」、「転職者本人の書いたレビューや口コミ」が余りにも少ないと感じました。

そんな経験を持つ筆者が実体験に基づき、詳しく解説していきます。

 

営業の転職が難しいのは、営業が分業体制になって来ているから

営業の転職が難しい原因「営業のプロセスにより分業化」

企業によっては営業組織が幾つかに別れ、営業のプロセスにより分業しているケースがあります。

近年分業が進んできているのです。

以下のように別れているケースが多いです。

  • マーケティング
  • インサイドセールス
  • フィールドセールス
  • カスタマーサクセス

企業が営業という職種ではなく、インサイドセールスでの募集をかけたり、フィールドセールスでの募集をかけていることもあります。

営業での転職を考えたり、求人案件を探す場合は用語の理解が必要です。

 

営業の転職が難しい原因「分業ごとにプロセスが異なる」

マーケティング

潜在顧客の獲得

見込み客の獲得

 

インサイドセールス

見込み客の獲得

見込み客の育成

商談アポ獲得

 

フィールドセールス

商談

クロージング

 

カスタマーサクセス

アフターサービス

アップセル・クロスセル

見込み客の獲得は、マーケティングとインサイドセールスの両方が担当します。

 

営業の転職が難しいのは、マーケティングオートメーションの普及のため

営業の転職が難しい原因の「マーケティングオートメーション」とは

マーケティングオートメーションとは、新規顧客の獲得や見込み顧客の育成などをサポートするためのツールやソフトウェアを指します。

略してMA(エムエー)と呼びます。

MAツール、マーケティングオートメーションツールと、ツールをつけて呼ぶ場合もあります。

 

企業における見込み顧客の獲得は、広告やコンテンツの提供などによって行います。

  • 見込み客一人一人に適したコンテンツを提供する
  • 最適な頻度で情報提供する
  • ニーズを確認する
  • 適切なタイミングで商談のアプローチをスべきか管理する

これは人力では困難です。

そのため、マーケティングオートメーションが活用されるわけです。

 

背景に、顧客の購買プロセスの変化がある

インターネットの普及により、顧客の購買プロセスに変化が起こりました。

事前に「検索エンジンで検索」をするようになりました。

顧客側で候補は絞り込まれています。

営業される前に、比較検討する製品の選定をほぼ終了している状態になりました。

やたらめったらプッシュしても売れなくなりました。

企業は、

  • サイトに情報を掲載しておく
  • 情報収集段階から接触しておく
  • 定期的にメルマガなどでコンタクトを取り製品・サービスの案内をしていく

そのため、マーケティングオートメーションツールを導入しています。

 

営業の手法を変化させる必要が出てきた

インターネット上で情報収集ができるので、顧客側は営業に情報提供を依頼する必要が減ってきます。

問い合わせが減ると、営業は顧客側のニーズの度合いを知るのが困難になります。

以前の営業の新規獲得のように

  • 多くの企業に訪問
  • 高い頻度で訪問
  • 人間関係を構築

では生産性が著しく悪化することになります。

 

そのため、新規顧客開拓を効率的に行うための活動としてマーケティングオートメーションが注目されるようになりました。

 

営業の転職が難しいのは、分業のそれぞれが大きく異なるため

フィールドセールスとは

フィールドセールスが従来からの営業のイメージに一番近いでしょう。

顧客と商談して、受注するのがゴールとなります。

昔の営業は分業していませんでした。

営業プロセスの全てが営業の担当でした。

  1. 見込み客の獲得
  2. →見込み客の育成
  3. →商談アポ獲得
  4. →商談
  5. →クロージング
  6. →アフターサービス
  7. →アップセル・クロスセル

フィールドセールスが昔の営業と違うのは、商談に集中できるようになったことです。

昔は飛び込み営業が多く、営業は足で稼ぐイメージが強かったのです。

また、テレアポで新規獲得も多かったのです。

近年は、オフィスへの飛び込み営業が減りました。

大規模なオフィスビルだと、アポイントがないとエレベーターに乗れません。

そもそも、飛び込み営業が出来ないのです。

オフィスに営業の電話がかかってくることも減ってきました。

インサイドセールスやカスタマーサクセスの導入によってフィールドセールスの役割は「商談→クロージング」に集中となりました。

 

インサイドセールスとは

インサイドセールスは文字通り、内勤営業です。

顧客と向き合いますが、基本的に非対面です。

インサイドセールスは、「見込み客の獲得→見込み客の育成」を担当します。

「見込み客」は「リード」とも言います。

「見込み客の育成」は「ナーチャリング」ともいいます。

ですので、インサイドセールスは「リード化した後のナーチャリングを担当」します。

企業によっては、インサイドセールスがテレアポやメール送付により、見込み客の獲得を担当していることもあります。

企業によっては、マーケティング部がMAツールなどを使い、見込み客の獲得を担当していることもあります。

また、営業内マーケティング寄りのインサイドセールスがMAツールなどを使い、見込み客の獲得を担当していることもあります。

転職先候補がどんな体制を取っているのか気になるところです。

マーケティングとフィールドセールスの間の橋渡し役がインサイドセールスというわけです。

マーケティングが獲得したリードを「質の高いリード」へ引き上げ、フィールドセールスが成約率の高い商談に集中できるように橋渡しするわけです。

企業によってはフィールドセールスを減らしています。

あるいはフィールドセールスをやめて、非対面のインサイドセールスへ一本化している場合もあります。

 

マーケティング

マーケティングは営業の一部の場合があります。

マーケティングという別部隊になっている場合もあります。

  • Webサイト(オウンドメディア)
  • ホワイトぺーバー
  • セミナー
  • 展示会
  • テレアポ
  • Web広告

などを行います。

そして、見込み客のリスト化を実施していきます。

 

カスタマーサクセス

カスタマーサクセスは、顧客を成功に導く役割です。

従来からあるカスタマーサポートと似ています。

カスタマーサポートはコールセンターをイメージするとわかりやすいですね。

顧客から問い合わせ・クレームなどがあって、対応します。

姿勢としては受動的となります。

カスタマーサクセスは、顧客の話を聞いてから受動的に動くのではなく、能動的にアドバイスやサポートを行います。

販売・契約をして終わりではなく、製品やサービスを利用することで顧客が得る成功が、維持・拡大できるようにサポートします

 

営業の転職は難しいが、少しでも簡単にする方法

営業の転職は難しいので、現職の会社で経験しておく

現職の会社が分業体制なら、将来就きたいプロセスを体験する手があります。

部署の異動願いを出しましょう。

短期間でも体験するとしたことがないのでは、採用側の印象が大きく異なります。

また、現職の会社が分業体制似ないのであれば、分業体制を導入する旗振り役を買って出ましょう。

マーケティングオートメーションツールの導入係を買って出るのも良いかもしれません。

今後、マーケティングオートメーションツールを新たに導入する企業が増えてきます。

マーケティングオートメーションツールの導入経験は転職の大きな武器になります。

 

営業の転職は難しいので、気になった求人案件が営業のどのプロセスの担当か調べる

転職希望先の営業組織の体制などを調べておきましょう。

転職エージェントに相談するのが良いです。

転職エージェント組織内には2種類の人がいます。

  • 求職者を担当する人
  • 企業を担当する人

我々が接するのは、求職者を担当する人です。

求職者を担当する人に質問すれば、「企業を担当する人」に依頼し調べてもらうことが可能です。

自分の経験値に合った求人案件に応募しましょう。

また、「フィールドセールスの経験をインサイドセールスで活かしたい」など、転職の切り口を明確にしましょう。

 

営業の転職は難しいので、スタートアップの営業に挑戦する

スタートアップは、まだ組織が出来上がってないことがあります。

その場合は、営業経験があることが重宝される場合があります。

スタートアップが直面するに最初であり最大の課題は「営業」です。

事業のアイディアがあっても、会社を軌道に乗せるのは営業力です。

今までの自分の営業方法が応用できそうなスタートアップを探して応募しましょう。

 

営業の転職は難しいので、自分に合った転職サイト、転職エージェントに登録する

転職サイト、転職エージェントに登録するところから転職活動は始まります。

40代以上は、転職エージェントから個別に紹介される「非公開求人」に応募しないと転職活動が進みません。

転職エージェントから「非公開求人」を紹介してもらうためには、以下のどちらかです。

  •  40代以上に適切な転職エージェントに登録する
  •  ヘッドハンティング型転職サイトに登録して、その中で転職エージェントにヘッドハンティングされる

それぞれの転職エージェント、転職サイトには転職業界内でのポジショニング(サービスの立ち位置)があります。

それぞれ得意とする年収グレードや職種、業界、年齢層、ターゲットが異なるわけです。

 

そして40代以上は多くの転職サービスに登録しないと、適切な求人案件に巡り会うところまでたどり着けません。

適切な転職サイト、転職エージェントに複数登録し、使いこなせるかが成功へのキーファクターとなります。

登録して使い始めてみると、自分と相性がいいのかどうかが更によくわかってきます。

全く相手にされないケースもあります。

登録無料ですので、複数登録し併用することが肝心です。

 

おすすめの転職サイト&転職エージェント

全て、筆者が登録活用したことがあるものです。

リクルートダイレクトスカウト

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  • この記事を書いた人

ユージ

私は50代で2回の転職経験があり、どちらも年収1000万。40代でも2回の転職経験があります。(追記:ブログ開設後に50代で3回目の転職に成功しました)決してキラキラとはいえない経歴でしたが、そんなところから50代の転職を成功させてきています。もちろん転職活動では苦労をしました。流石にミドルから複数回の転職を経験すると、様々な転職ノウハウが蓄積されるものです。ネット上には、転職者本人が実体験に基づく情報やノウハウをお伝えする情報が少ないので、私が解説しようと思いました。 もっと詳しく読む→詳しいプロフィール

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