※アフィリエイト広告を利用しています

メリット・デメリット

転職の厳しさに負けない

転職エージェントのメリット・デメリット|40代50代の転職

転職活動をする上で欠かせないのが転職エージェントの利用です。

しかし、

  • 転職エージェントにはメリットがあります。
  • 転職エージェントにはデメリットもあります。

40代50代が転職活動をスムーズに進めるする上では、転職エージェントについての知識が必要です。

転職エージェントメリットデメリットを事前に認識しておくことで、利用上での失敗を防ぐことが出来ます。

この記事を読んで転職エージェントを良く理解し、間違いのない転職活動を進めてください。

 

転職エージェントのデメリット

デメリット

Marketing illustrations by Storyset

転職エージェントのデメリットは事実上の求人紹介拒否が存在すること

転職エージェントは法律(職業安定法の第5条の6)で、求職者の登録を拒否することを禁じられています。

職業紹介事業者は、求人の申込みを全て受理しなければならないのです。

登録を希望する求職者を全て受け入れる必要があるということです。

しかし、転職エージェントは営利事業です。

キャリアアドバイザーの人的対応は、転職実現可能性の高い求職者を優先します。

そのため、転職エージェントに面談対応や求人紹介を断られるケースがあります。

事実上の登録拒否をされてしまうケースが少なからずあります。

弊社求人情報の確認をいたしましたところすぐにご紹介のできそうな情報が見つかりませんでした。
申し訳ございません。

引き続き確認をいたしまして、何か良い情報が見つかりましたら再度ご連絡をいたします。

 

現時点ではご紹介できそうな求人はございません。
ご期待に添えず申し訳ございません。

登録後、このような求人を紹介不可の連絡を受けるケースがあります。

職歴やスキルとマッチする求人がないと判断されたわけです。

登録自体は可能でしたが、職歴やスキルにマッチする求人情報を保有していない場合はサポートを断るわけです。

40代50代ではよくあることです。
待っていてもその後の連絡はまずありませんので、別の転職エージェントをあたりましょう。

転職エージェントによって保有する求人は異なります。

 

転職エージェントに断られるケースについて、こちらの記事で解説しています。

40代50代は転職エージェントに断られる?相手にされない理由と対策

 

転職エージェントのデメリットは転職者の味方ではないこと

転職エージェントは、転職が決まった成功報酬として企業からお金をもらうことで成り立っています。

転職者の年収の30%程度を得ます。

そのため、本来のお客様は求人を出している企業です。

転職エージェントから見ると、企業がクライアントです。

  • 求人案件を預けてもらえるよう、熱心に営業します。
  • 企業が望む人物像を探し、求人案件を紹介します。

転職エージェントは企業の方を見て仕事をせざるを得ない構造になっているのです。

 

そのため、 転職可能性の高い求人が優先的に紹介されます。

紹介してほしい求人案件を紹介してもらえるわけではありません。

必ずしも希望の求人案件に応募できるわけではありません。

 

企業に応募する前の段階で、書類選考があるからです。

応募者にスクリーニングをかけるわけです。

転職エージェントが書類選考を行うのは、

  • 企業からの信頼を得る必要があるから
  • 採用代行の役割があるから
  • より高い報酬を得るため

転職エージェントは、企業の要望通りの人を紹介して信用を得る必要があります。

転職エージェント同士が競争しています。

要望に近い人を紹介し続けないと、次の求人案件を他の転職エージェントに取られてしまうかもしれません。

転職エージェントは、企業に「良い人材を紹介できるエージェント」という信頼を得るために、できるだけレベルの高い求職者を紹介したいと考えます。

転職エージェントは、企業の採用を代行する代理人です。

企業に応募書類を送る前に、企業の採用基準に満たない求職者をふるい落としておく必要があります。

企業側の労力負担を小さくするため、選別を代行しておく必要があります。

 

一つの求人に複数の応募があった場合は、より高い年収で内定が見込める求職者を積極的に斡旋するのが基本です。

そちらの方が転職エージェントの利益が増えます。

 

書類選考が通らない件については、こちらの記事で解説してます。

書類選考通らない40代50代|転職エージェントからお祈りメール

 

転職エージェントのデメリットは企業情報を深くは知らないこと

転職エージェントが入手する企業情報には、限界があります。

採用担当者から貰った情報はありますが、その企業の実態やその求人ポジションの実態はわかりません。

  • 入社後の働きやすさはわかりません。
  • その企業が少しブラックだとしてもわかりません。

お客さんである企業のことは、企業から聞いた内容を伝えざるをえません。

それ以上はわかりようがありません。

応募や入社の決断は求職者側が自己責任で行わなくてはなりません。

後で転職エージェントを恨んだりしないようにしましょう。

 

転職エージェントのデメリットは担当者のスキル次第なこと

サービスの質に満足できるかどうかは、担当者のスキル次第です。

転職エージェントは担当者によって当たり外れがあります。

ハズレの場合は、転職活動が上手く進められない可能性もあります。

経験不足の新人が担当になってしまうことも十分考えられます。

勧めてくる求人が的外ればかりになるかもしれません。

またスキルが高くても、担当者と性格が合わない場合もあります。

担当者との相性が悪いと感じたら、変更してもらうことができます。

しかし現実的に担当変更の依頼はしにくいものです。

効率的に転職活動を進めるなら、複数のエージェントを使ってみて相性の良いサービスを選ぶのが賢明です。

 

転職エージェントのデメリットは担当者に数値目標があること

営利事業ですので当然です。

「今月は何人内定させる」といった目標が決められています。

ノルマになっているかもしれません。

担当者によっては転職者を無理やり転職させてしまうことがありえます。

 

転職エージェントのデメリットは、得意分野不得意分野があること

複数の転職エージェントに登録していくと、会社により得意分野が大きく異なるのに気づきます。

年代の幅が異なります。

転職エージェントによっては若い方だけがターゲットの場合もあります。

業種業界も得意分野が異なります。

紹介される企業の幅がびっくりするほど幅が広い場合もあります。

転職エージェントは会社によって強みが異なっていきます。

そのため、複数登録が必須です。

年代が高くなると、登録先の転職エージェントをかなり増やさないといけません。

 

転職エージェントのデメリットは釣り案件の存在

既に募集が終了した求人案件が掲載されている場合があります。

人気のある求人の掲載を続けている場合があるのです。

大昔の案件の掲載をずっと続けている場合もあります。

「もしよっぽどいい人が来たら面談してみよう」という求人案件もあるのかもしれません。

 

転職エージェントのデメリットはサポート期間に期限がある場合も

多くの転職エージェントは、無期限でサポートしてくれます。

3ヶ月や6ヶ月など、サポート期間が定められているサービスも存在します。

その場合は延長可能な場合もあります。

年代が上がるほど、転職に要する期間は長くなるものです。

 

転職エージェントのデメリットは自分のペースで転職活動を進めづらい

転職エージェント側は一刻も早く転職を完了させたいのが基本です。

その方が儲かるからです。

また、応募するか、内定後入社するかなど、レスポンスの速さを求職者に求めます。

ゆっくり時間をかけてマイペースに転職活動をしたいという方にとっては、早いレスポンスを求められるのが少々煩わしいと感じられるかもしれません。

 

転職エージェントのメリット

メリット

People illustrations by Storyset

転職エージェントのメリットは転職のプロにキャリア相談ができる

転職エージェントのキャリアコンサルタントとの面談で、自身のキャリアについての相談ができるのは、大きなメリットです。

転職の話は、同じ会社の人にはなかなか相談できません。

転職の相談をする相手は他にはなかなかいないものです。

また、客観的な意見をもらうのはありがたいことです。

他人と話し、言語化することで方向性が明確になります。

キャリアコンサルタントは日頃多くの転職希望者と接しています。

不安や悩みに対して、キャリアコンサルタントはプロの視点でアドバイスしてくれます。

 

転職エージェントのメリットは面接対策ができること

転職エージェントは企業と頻繁に連絡を取っています。

企業がそのポジションに求めるポイントがわかります。

そのポジションを募集する背景がわかります。

面接に誰が出てくるのか教えてもらえます。

その面接官の社内での立ち位置についても情報が合ったりします。

 

転職エージェントのメリットはあなたを企業にアピールしてくれる

転職エージェントのお客様は企業です。

ただし、あなたが転職エージェントの書類選考にとおった後は、あなたが大切な商品となります。

企業に売り込む大切な商品です。

なるべくよく見えるようにプッシュしてくれます。

 

転職エージェントのメリットは企業の内部事情や雰囲気を教えてくれる

過去に採用実績がある転職エージェントに、再び企業が求人を依頼する場合があります。

その場合転職エージェントには、企業の内部事情や雰囲気の情報があります。

求職者は企業の内部事情や雰囲気の情報を聞くことができます。

 

転職エージェントのメリットは面倒な手続きを代行してくれる

転職エージェントは面倒な手続きを代行してくれます。

  • 応募手続き
  • 面接日程調整
  • 給料交渉

企業との連絡は全て転職エージェントを仲介して行います。

面接の回数が多い場合、日程調整してもらえるのはありがたいことです。

 

 転職エージェントのメリットは履歴書・職務経歴書の添削

転職エージェントを利用すれば、応募書類の添削を受けられます。

プロの視点でチェックしてもらえます。

とはいえ、40代50代は自分なりに仕上げた上で添削してもらうべきです。

完成度が低すぎるものでは、転職エージェントのキャリアコンサルタントの印象が悪くなります。

また、訂正点が全く無かったとしても、企業に提出する上で安心することができます。

 

転職エージェントのメリットは無料で転職のサポートが受けられる

転職エージェントは求職者からではなく、転職した企業から成果報酬をもらうビジネスモデルです。

求職者は、サービスを無料で受けることができます。

無料で使えるのは怪しいと思う必要はありません。

安心して転職エージェントを利用しましょう。

しかし、転職エージェントのお客様は企業である以上、「企業が求める人に該当しない人」にとっては「冷たい仕組み」です。

 

転職エージェントのメリットは非公開求人を紹介してくれること

転職サイトや企業のサイトで公開されていない「非公開求人」というものが存在します。

企業は効率よく採用を進めるために、転職エージェントにのみ求人を出すことが多いのです。

転職エージェントの保有する求人のうち80%が非公開求人といわれています。

転職サイト経由の応募と比べると採用倍率が低くなる傾向があります。

転職エージェントに登録しないと、非公開求人に接触できないのです。

非公開求人はその転職エージェントに登録している人しか見ることができません。

つまり、転職エージェントは複数登録しないと損なのです。

 

転職サイト、転職エージェントに登録するところから転職活動は始まります。

40代以上は、転職エージェントから個別に紹介される「非公開求人」に応募しないと転職活動が進みません。

転職エージェントから「非公開求人」を紹介してもらうためには、以下のどちらかです。

  • 40代以上に適切な転職エージェントに登録する
  •  ヘッドハンティング型転職サイトに登録して、その中で転職エージェントにヘッドハンティングされる

それぞれの転職エージェント、転職サイトには転職業界内でのポジショニング(サービスの立ち位置)があります。

それぞれ得意とする年収グレードや職種、業界、年齢層、ターゲットが異なるわけです。

登録して使い始めてみると、自分と相性がいいのかどうかが更によくわかってきます。

そして40代以上は多くの転職サービスに登録しないと、適切な求人案件に巡り会うところまでたどり着けません。

適切な転職サイト、転職エージェントに複数登録し、使いこなせるかが成功へのキーファクターとなります。

登録は無料ですので複数登録し併用して様子を見ることが肝心です。

 

おすすめの転職サイト&転職エージェント

全て、筆者が登録活用したサービスです。

リクルートダイレクトスカウト

CAREER CARVER

  • 人材転職業界最大手のハイクラスヘッドハンティング型転職サイト
  • 年収800〜2,000万円の求人多数
  • 登録後はスカウトを待つだけ
  • 質の高いハイクラス求人案件が豊富
  • 登録も活用も無料

リクルートダイレクトスカウトサイトはこちら

JACリクルートメント

  • 年収600万円からのミドル・ハイクラス層向けの転職支援に強い
  • マネージャー(管理職)・管理部門の求人が多い
  • キャリアアップ、ハイクラス転職を狙っている人向き
  • 外資系・グローバル企業に強い
  • サポートが良質
  • 登録も活用も無料

JAC Recruitment公式サイトはこちら

doda

  • 大手転職会社パーソルのメインサービス
  • 業界最大級の利用者数
  • サイトに掲載されている求人情報の数は国内最大級
  • 正社員のお仕事を中心に、さまざまなサービスを展開
  • 幅広い職種を紹介可能な総合型エージェントサービス
  • 登録も活用も無料

doda(デューダ)公式サイトはこちら

ビズリーチ

  • CMでもお馴染みのハイクラス転職サービス
  • さらに年収をアップしたい方向け
  • 幹部職も多数
  • 年収600万円以上の求人が大半
  • ハイクラス向けのヘッドハンティング型転職サイト
  • スカウトが受けられる
  • 登録無料

ビズリーチ公式サイトはこちら


  • キャリアコンサルタントが親身だと評判の転職エージェント
  • 人材業界の大手の一つ、株式会社パソナ展開するサービス
  • 「パソナ」は、人材派遣会社のイメージが強いが、転職エージェントとしても評判が高い
  • ミドル世代以降の転職支援実績も豊富
  • 非公開求人が8割
  • 登録も活用も無料

パソナキャリア公式サイトはこちら

リクルートエージェント
リクルートエージェント

  • 業界最大手のリクルートだから安心
  • 圧倒的な求人数
  • ほとんどの業種や職種に対応してもらえる
  • 20代~50代まで幅広い年齢の方に対応
  • 直接紹介される「非公開求人」の数は業界随一
  • 登録も活用も無料

リクルートエージェント公式サイトはこちら

コトラ
コトラ

  • プロフェッショナルなポジションをご紹介する転職エージェント
  • 銀行や証券、ファンド、コンサルティングファーム、経営幹部に強い
  • 製造業の各業界のハイクラス層に強い
  • 戦略コンサルや財務アドバイザリーのコンサルタントに強い
  • メーカー等事業会社の経営職や管理系のポジションに強い
  • 登録も活用も無料

コトラ公式サイトはこちら

 

▼あわせて読みたい記事▼

ランキング
ハイクラス転職エージェント&転職サイトおすすめランキング|実際に活用

世の中に転職エージェント、転職サイトといったWEB転職サービスは数多くあります。 ハイクラス転職に成功するためには、ハイクラス向けの転職エージェント、転職サイトを選ぶことが肝心です。 ハイクラス向け転 ...

続きを見る

▼更に「特化型転職エージェント」も探す件はこちらの記事を御覧ください▼

転職サーピスのポジショニングマップ
40代50代のハイクラス転職におすすめの「転職サイト」「転職エージェント」比較

40代50代の転職は非常に厳しいといわれています。 特に40代50代がハイクラス転職を成功させるためには、20代30代以上に転職サイトや転職エージェントをうまく使うことが必須です。 40代50代のハイ ...

続きを見る

 

 

People illustrations by Storyset

  • この記事を書いた人

ユージ

私は50代で2回の転職経験があり、どちらも年収1000万。40代でも2回の転職経験があります。(追記:ブログ開設後に50代で3回目の転職に成功しました)決してキラキラとはいえない経歴でしたが、そんなところから50代の転職を成功させてきています。もちろん転職活動では苦労をしました。流石にミドルから複数回の転職を経験すると、様々な転職ノウハウが蓄積されるものです。ネット上には、転職者本人が実体験に基づく情報やノウハウをお伝えする情報が少ないので、私が解説しようと思いました。 もっと詳しく読む→詳しいプロフィール

-転職の厳しさに負けない